フラワー装飾技能士の取り方を
プロが丁寧に解説!
初心者からお花のプロになろう!
このページでは「お花の国家資格、フラワー装飾技能士」を何処よりもわかりやすく、丁寧に、初心者の方でも分かるように解説します。
フラワー装飾技能士の一日<宿泊施設の装飾編>
宿泊施設の装飾 – 一つの作品が生まれるまでの旅
たとえば、ホテルに泊まるとき、みなさんは季節の花のディスプレイや、壁に飾られたり、通路に置かれた装飾を目にすることがありますよね。
その裏には一つの作品が生まれるまでの長いプロセスと芸術家の献身的な努力が隠されています。その舞台裏を少しだけ覗いてみましょう。
今回は、私TAKAI YOSHIKOが宿泊施設の空間装飾をした際のとある1日のスケジュールをお見せします。
事前準備:妥協のない計画から始まる
フラワー装飾技能士の旅は、実は装飾の日の一週間前から静かに始まります。
あらかじめ下見をした施設や場所の特性を思い出しながら、予定されている作品をじっくりと作り込むための準備をスタートします。
必要な道具の準備、花の選定、そしてデザインの詳細まで、全てはここから始まるのです。
早朝の移動:次なる舞台へ
装飾当日、一日の始まりは、夜明け前の4時から。
静かな夜が明け、日が昇ると共に、私たちは移動を始めます。
この時は熱海だったため、約2時間をかけ、新たな花の舞台へと足を運びます。
現場準備:美の基盤を作る
7時から8時の一時間は、現場での準備時間となります。
この一時間が、その後の作業の成功を左右する重要な時間。
道具の配置、状況の確認など、まさに美の基盤を作る時間となります。
一日中の装飾:集中力と創造性の時間
そして8時から16時までの時間、ここからが真の創造の時間となります。
花一つ一つを丁寧に扱い、コンセプトに基づいたデザインを現実にします。
約8時間の間、私たちは集中力と創造性を最大限に発揮します。
終わりに:片付けと休息
16時半から17時は、すべての作業を終え、後片付けを行います。
そして、その日の終わりには、自分が装飾を施した現地の宿泊施設に泊まらせていただき、オーナーさんとの楽しい会話や美味しいご飯で一日を締めくくります。
こうした、花を通じたいろいろな人との出会いも、フラワー装飾技能士の魅力のひとつです。
フラワー装飾技能士の一日は、時間と労力、そして芸術への情熱が詰まっています。
その結果生まれる美しい花の装飾が、多くの人々の心を癒し、喜びを与えることができるのです。
いかがでしたか?
フラワー装飾技能士として活躍するかもしれない、みなさんの未来の1日だと思ってみていただけたらうれしいです!
自然とのつながりを大切に
フラワー装飾技能士は、花や植物の美しさを最大限に引き出し、その創造性で人々に幸せや喜びを提供する職業です。
有資格者のみなさんは、イベントの装飾から店舗のディスプレイ、特別な花のアレンジメント、お花の先生に至るまで、様々な場面で活躍していらっしゃいます。
その知識と技術は常に需要があり、業界全体も社会や環境の変化に応じてどんどん進化しています。
さらに今の時代では、インターネットやソーシャルメディアを通じて、自分の作品やデザインのアイデアを広く共有し、新たなファンを獲得することができるようになりました。
私たちもオンライン教育を普及させ、フラワー装飾技能士の知識と技術へのアクセスを増やす努力をしています。
このように、花の業界は進化し続けており、その変化に対応しながら、花と植物の美しさを最大限に引き出すフラワー装飾技能士の役割は、今後も変わらずに重要であると言えるでしょう。
みなさんが、勇気をもって花の世界に一歩を踏み出してくれることを心から願っています!